8年間住んだニューヨークが、私のダンス人生で一番の肥しとなっている。久し振りに振り返ってみようと思います。前回の続きを書いていきますね。
師匠シーラのクラスは、週に8クラスありました。
シーラに気にかけてもらえたその日から、私は彼女のクラスをとにかく全部受けていました。彼女の中級クラスは、トップスクールの中級クラスなわけで、わたしの中では上級レベルに感じた程。でも、本当に魅力的な素晴らしいプロダンサーもクラスにいる訳ですから、それはそれは最高のお勉強の場所となっていました。憧れのあの人の踊り方を常に研究してたな〜。シーラの言う事は、意味が分からなくてもとにかく耳をダンボにして、どんなアドバイスでもいいから欲しいと、本当にそれぐらい真剣でした。具合が悪い、怪我をした時でも迷わずスタジオにGO!
シーラの話してる事は、ひとつたりともミスしたくない一心で、クラスルームの外で見学!
見る事ってとっても勉強になるんですよね✨
あんなに夢中で何かに打ち込んだのは、シーラに出会ってから人生初でした。
「なんで具合悪いのに来たの?Go home!」っていつも言われてたな〜笑。
きっと「Sakiを育てたい」っていう気持ちからでしょう、何度も何度も愛のムチで泣かされました。どん底に落ちた事もいっぱいあった。1人で悶々と悩んだ時期も…。今思い出しても泣けてきちゃいます。
それでも上手くなりたい、シーラの気持ちにも応えたい。
どん底から這い上がれた思いはそれだけ。
シーラが私ばっかり目をかけるから
アメリカ人の生徒に妬まれた事もしばしば。
でも気にしない。
これは私の人生よ!
そして24歳のときに、思ってもみない事件が起きました。
続きはまた。
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