自分の人生を振り返ってみるのも、たまにはいいものですね〜。
前回
http://sakisuto.blogspot.jp/2014/04/vo1.html
の続きです。
アメリカで留学した先は、Ballet Artsという、バレエのクラスが主なダンススクール。
マンハッタンの、56ストリートにあったかな、確か。
今でも覚えているのが、そこのディレクターのおばーちゃん、ジグリンダ。華奢な身体で、短髪の白髪にめがね。英語が全く話せない私にとって、いつも大声で怒鳴っていた彼女は、とても怖くて厳しい印象でしたが、愛がある人だという事は、どこかで感じ取っていました。
バレエ大嫌いだった当時の自分。
その学校は、ビザをもらっている学校だから仕方なくクラスをとる。。。だが、ジャズのクラスを受けるためにBroadway Dance Center にも同時に通い始めました。
バレエ学校とは目と鼻の先。なんてラッキー!
一日4〜5時間踊ってたなぁ。
クラスから帰っても、習った振りを納得するまで必ず復習、筋トレ、ストレッチは欠かさずに。
ダンス馬鹿で24時間、毎日毎日過ごしました。なにせ、落ちこぼれでしたから。。。
私の恩師、Sheila Barker(シーラ) と出会ったのは、ニューヨーク生活6ヶ月目ぐらいのある日。
まだまだビギナーレベルで、ニューヨークにダンス留学しに行った私。
シーラのクラスはレベルが高く、手も足も出ない感じ(涙)。
始めの6ヶ月間は、もう少し入りやすいクラスで(それでもレベルは高い!)自分の動きやテクニックを少しずつ磨いていきました。
そして6ヶ月後のある日。
よし、シーラのクラスにチャレンジしてみようじゃないか!!と決意。
胸を借りる様な気持ちで飛び込みます。心臓はバクバクでした。
今では想像つかない人も居るかとは思いますが、その頃私は結構シャイで、その日は後ろの端の方でクラスに参加したのです。
が。
クラスの途中にシーラが接近してくるではないか。
そして、
名前を聞かれる。
’Saki’と答える。
すると、手を引かれて連れて行かれた。心の中で私は、「やめてぇ〜」拒絶。
何が起こっているのか分からず、そのまま前に引っ張られ、そのままクラスを受けて、そのままクラスが終わった。。。。。という。
これこそまさに、私とシーラの歴史の最初の1ページ目です。
その日のクラスで、彼女は私のポジションをたくさん直してくれました。
「あぁ、この先生は私のこと見てくれてるんだ。すごく嬉しいな。」こんな単純、でも大切な気持ちが、この後私のダンス人生を大きく変える事になります。
この続きはまた次回☆
写真:最後にシーラに会った2012年の5月。サプライズでNYに会いに行った時。
「サキにロングヘアは似合わない。切りなさい!」と言われたその日に、大好きな友人、ヘアアーティストのきょうこちゃんにバッサリ切ってもらったという、オチw
しかし、とっても幸せそうだな、私♡
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